2月5日(水)工業部会新年会に先立ち、東京海上日動火災保険の山本さんをお招きし、事業継続計画(BCP)セミナーを開催しました。
セミナーでは、近年頻発する自然災害の現状や、水災害に対する保険契約の見直し、事業継続計画の必要性についてご講演いただきました。その中で保険によるリスク管理について以下のような話がありました。
・地震リスクだけでなく水害のリスクが高まっている。
・経営者の経営課題として「災害対策」が重要視されていない。
・約半数の企業は、風水災を保証する保険に加入していないため、水災害に対する
保険に入っているか確認する必要がある。入っていたとしても契約内容によって
は少額の保険金しか支払われないケースもあるので、保証内容の見直しが必要。
・火災保険で建物や工場は保証されるが、事業中断期間における売上げの減少に
備える(運転資金の確保)には、休業補償保険に加入する必要がある。
・商工会で取り扱っている「ビジネス総合保険」は、一つの保険で、火災保険・
休業補償保険・事業活動遂行保険等の全てをカバーできます。また、33%の
団体体割引が可能であるため、割安であると共に個別に保険に加入するよりも
経費の節減につながります。